被災寺院にユニットハウスを贈呈させていただきました


東日本大震災から早くも1年以上経過しましたが、未だ被災地では多くの方々が厳しい生活を余儀なくされています。寺院もその例外ではありません。

復興支援室は、今年2月から宮城、岩手、福島の被災された寺院の中でも、特に建物被害が甚大な寺院に直接お伺いし、ご住職などに現況等のお話をお聴きしてまいりました。これまで、「建物を建てる許可がおりない」「檀信徒も多数被災しているので復興は難しい」「寺院の建物が再興できても檀信徒が戻らなければ、寺院を運営していく見通しが立たない」など非常に厳しい現実をお聴きしました。このような状況に関わらず、寺院の機能を回復させるために様々なご苦労をされています。

今般、復興支援の一環として、被災された寺院にユニットハウスを贈呈させていただきました。


宮城県の長音寺は津波により本堂・庫裡を流失しました。住職は法要をする場所が必要と考え、自費にてユニットハウスを購入。しかし、そのユニットハウスは津波の被害を受けており、雨漏りが激しく使用に耐えられませんでした。そのため、曹洞宗から新たなユニットハウスを贈呈させていただくこととなりました。

また、同県の瀧泉院も津波により本堂、庫裡ともに流失しました。この寺院は墓地が津波による被害を受けなかったものの、墓参におとずれた檀信徒が休息する等の施設がないことから、ユニットハウスを贈呈させていただきました。

5月23日に瀧泉院、24日に長音寺で総代役員、宗務所関係者、教区長など立会いのもと、ユニットハウスの設置工事を完了しました。今後も宗門として、様々なかたちで復興支援に携わってまいります。

 

【長音寺 ユニットハウス設置の様子】 【瀧泉院 ユニットハウス設置の様子】