曹洞宗宗務庁発行「正法眼蔵随聞記に学ぶ」(現在絶版)より抜粋

正法眼蔵随聞記に学ぶ

鏡島 元隆 著


はじめに  

『宝慶記』と『正法眼蔵随聞記』

学道の人は後日をまって行道せんと思うことなかれ

志の到らざることは無常を思わざるに依るなり

智覚禅師と云いし人の発心出家のこと

ただ一事を能くして人前にしてもしつべきほどに学すべきなり

学道の人衣粮を煩わす事なかれ

栄西禅師の逸話

作すことの難きにはあらず。よくすることの難きなり

学道の人は先づすべからく貧なるべし

霧の中を行けば覚えざるに衣しめる

人々皆道を得る事は衆縁による

人々皆仏法の機なり

ただ仏法のための仏法を学すべきなり

学道の最要は坐禅これ第一なり


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