教化研修部門


[ 高齢者福祉施設法話伝道紹介]
研修部(一般教化課程・青少年教化課程)では、高齢者福祉施設を定期的に訪問し法話などの伝道活動を行っています。
一般教化課程では、2011年5月14日(土)に東京都立川市・至誠ホームにおいて、観音供養祭を執り行いました。当日は、施設内の1階ロビーに祀られている観音菩薩像を祭壇上にご遷座し、法要に臨みました。
この観音様は、1952年に至誠ホームの敷地内に特別養護老人ホームが建設された際、当時の老人ホームの利用者の方々が「ここで余生を全うできる」という安心と感謝の気持ちから寄贈されたそうです。
今回の法要は普段の法話伝道と異なり、園の代表の方に献灯・献花・献香のお手伝いをしていただきました。法要の導師は、研究生の鷲山晃道がお勤めし、観音様にちなんだ法話を行いました。
   
[ 海外研修報告]
国際布教課程の研修生は、3年目に海外研修を行うことになっています。平成23 年度は福田智彰が、海外研修を行いました。約9ヶ月間、北米はロサンゼルス、サンフランシスコを、南米はサンパウロを中心に、合計20ヶ所以上に及ぶ場所での研修となりました。
アメリカでは、主に禅センターと呼ばれるアメリカ特有の修行道場に滞在。現地のアメリカ人と共に坐禅や作務等、修行生活に勤めました。 ロサンゼルスから車で約2時間の所にある
陽光寺禅マウンテンセンター
またブラジルでは、サンパウロにある南米別院佛心寺に主に滞在。日系寺院以外にもブラジルでは禅のコミュニティが出来上っており、今回はブラジル南東部の数ヶ所を訪れました。
数多くの場所に足を運び、日本とは異なった環境の中で変化した新しい寺院の形を見ることが出来ました。

 

[ 講義紹介]
研究部講義・教化学特講Ⅳ(教化学)―『修証義』による宗門の布教教化― 田中良昭
宗門の憲法ともいうべき「宗憲」第5 条の(教義)には、宗門の教義の拠り所として『修証義』の四大綱領を挙げています。
本講座は、この『修証義』に1)仏教教理、2)宗門布教、3)現代的表詮、4)人権的視座の四つの立場から刊行された資料を用いて多角的な検討を加え、その全体像の解明を目指しています。
     
研修部講義・人間と宗教1(社会福祉) 東條光雅
戦後、社会福祉は逐次整備されてきましたが、65年を経た現在、世界的に見ても遜色のない内容となり、日本国民の生活を支える重要な制度と言えます。
本講座では、ほとんどの国民が80歳という長い人生を送ることができるようになった我が国において、物的生活面ではなく、内面・精神面をどのように援助していけるのか、あるいは援助していくべきなのかを考える材料・契機を提供できればと考えています。