平成25年度曹洞宗宗立専門僧堂が閉単しました


閉単式

外国籍僧侶育成のため約3か月という期間限定で開設した曹洞宗宗立専門僧堂は、8月26日に開単し、去る11月18日に閉単しました。

閉単式では、鈴木包一堂長が導師を務められ、法要後は、僧堂設置者である宗務総長の挨拶を、千葉省三教学部長が代読し、3か月にわたり僧堂運営を担っていただいた方がたへの御礼と、修行僧に対して今後ますますの精進を祈るメッセージを届けました。


今般の宗立専門僧堂は、世界各国から10人の僧侶が宮城県角田市の長泉寺に集って「自己をならう」をテーマに修行を行い、清規に則って起居、坐禅、作務、講義、托鉢等に精進しました。また、東日本大震災の被災地である宮城県名取市の閖上へ赴き、被災地の現状を自分の目で確かめ、物故者供養法要を執り行いました。

初めてこの道場で修行する者、再度参加した者、共に、故郷から遠く離れた異国の地で、長期滞在するだけでも不安な思いもあったことと思います。しかし、それ以上に、伝統的な曹洞宗の修行を一瞬たりとも無駄にしたくないとの熱い思いが上回り、吾我を離れ、修行僧が和合し、3か月の修行を無事に終えることが出来ました。

閉単式に臨む修行僧の清々しい表情からは、この道場で学んだことを必ずや自らが所属する自国の僧団に伝えるとの決意が窺えました。この行持綿密をもって曹洞宗が海外において行う布教・教化がより充実すること、さらなる発展を祈ります。