二祖峨山韶碩禅師大遠忌 北アメリカ予修法要が執り行われました


20140418-5アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市の両大本山北米別院禅宗寺において、5月31日(土)・6月1日(日)の両日にわたり、大本山總持寺二祖峨山韶碩禅師650回大遠忌予修法要が厳修されました。

31日には、予修法要に併せ、禅宗寺を会場として北アメリカ国際布教総監部管内の研修会が開催されました。講師のウィリアム・ボディフォード教授(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)が「峨山禅師と曹洞宗の展開について」と題して講演され、出席者一同は内容を興味深く聴き入り、宗門の発展に尽力された峨山禅師のご遺徳を偲びました。

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ルメー大岳北アメリカ国際布教総監

引き続き午後4時30分より開始された特為献湯諷経では、ルメー大岳北アメリカ国際布教総監が導師を勤め、慇懃に法要が営まれました。

法要には、当総監部管内から参集した約30人の僧侶と同管内寺院や禅センターのメンバー(檀信徒)約100名が参列し、大本山總持寺からは、後堂 鈴木永一老師と大遠忌局総務部長 村瀬法英老師が峨山禅師の御真牌を捧持して渡米されました。

翌6月1日には、午前9時より本堂にて禅宗寺和太鼓グループ「禅太鼓(ぜんでこ)」によるオープニング・パフォーマンスが行われ、参列した一同は和太鼓の力強い響きを堪能しました。

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大遠忌局総務部長 村瀬法英老師

午前10時より、村瀬法英老師が峨山禅師のご生涯についてお話しされ、最後に「私たちは今日に至るまで、どれだけの遇い難いご縁によってそのみ教えを相承しているのか、そして、社会の混迷、人心の不安が今後ますます懸念される将来に向かって、私たちは身心を挙してみ教えを一体どのように伝えていくのか、ということを今一度自ら深く問い直し、考えていただきたい」と、私たちが未来にみ教えを相承していくことの大切さをお話しされました。

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砂越隆侃 出版部長

午前11時に開始された献供出班法要では、砂越隆侃 出版部長が導師を務められました。導師が供物を一つ一つ丁寧に供え、十八拝の礼拝が続く中、当地の梅花講員による大本山總持寺二祖峨山禅師讃仰御詠歌・御和讃が堂内に響き渡り、皆その姿を静かに見守っていました。また、導師が柄炉に香を焚き、維那というお役の僧侶が朗々と唱える疏(峨山禅師のご遺徳を讃嘆するおことば)が本堂に響き渡ると、参列者は自然と掌を合わせ、静かに頭を垂れていました。

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後堂 鈴木永一老師

法要後には、佐々木孝一 宗務総長の挨拶を導師が代読、次に大本山總持寺を代表し、後堂老師が「明年の大遠忌正当の際には、是非大本山總持寺に足をお運びください」と挨拶されました。

最後に、秋葉玄吾前北アメリカ国際布教総監を導師に迎え、禅宗寺檀信徒総回向法要が営まれ、一連の行持は無事円成いたしました。