インド仏教徒最高指導者佐々井秀嶺上人が宗務庁で講演を行いました


20150710_17月6日、東京グランドホテル(檀信徒会館)を佐々井秀嶺上人が訪れ、宗務庁の役職員を前に講演を行いました。

佐々井上人は、インドのカースト未満の身分のダリット(不可触賤民)の人びとを仏教へと改宗させるアーンベードカルのインド仏教復興運動の中心人物の一人となっており、およそ1億人とも言われるインド仏教徒の最高指導者でもあります。半世紀にわたる活動の結果、毎年10月に行われる改宗祭では100万人の人びとが仏教へ改宗するまでに至りました。

しかしそのため、ヒンドゥー教の人びとから反発をうけ、崖から突き落とされたり、毒を盛られたりして、何度も暗殺を図られました。

20150710_2佐々井上人は講演の中で、ダリットの人びとと行動を共にする中で、自身も泥水を飲まされたり、石を投げられたり差別を受けた経験を語り、「人間として生まれたものはみな平等である。一人でも多くの人を救っていきたい」と想いを述べられました。

最後に、NPO法人自殺防止ネットワーク「風」理事長 篠原鋭一師(千葉県 長寿院住職)が、「インドへ訪れた際には是非佐々井上人を訪れてほしい」と活動への理解と協力を求め、締めくくりました。