第23回世界スカウトジャンボリー報告〔曹洞宗スカウト協議会〕


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坐禅を体験する参加者

平成27(2015)年7月28日から8月8日まで、山口県阿知須のきらら浜を会場に、「和:a Spirit of Unity」をテーマに掲げ、第23回世界スカウトジャンボリーが開催され、成功裏に幕を閉じました。

ジャンボリーとは、ボーイスカウトのキャンプ大会で、ひとつの国、または地域的、国際的、世界的規模で開かれており、人種、宗教、言語、習慣の違いを越えて、ひろくスカウトの交流と親善を深めるイベントです。

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賑わう曹洞宗ブース

ボーイスカウト活動は、世界的規模の青少年育成活動です。中でも4年に一度開催される世界スカウトジャンボリーが日本で開催されるのは、昭和46(1971)年静岡県朝霧高原で開催されて以来44年ぶりのことです。世界155の国と地域から、14歳から17歳までのスカウトと指導者約3万4千人が今回の世界スカウトジャンボリーに参加しました。

開催中、スカウトたちは、キャンプ生活をしながら世界平和、自然体験、環境問題、山口県の文化体験、先端科学技術など、場内外のプログラムを楽しみ、確実に国際交流の輪を広げました。

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肩がけビニールバックを掛ける参加者

曹洞宗からは、曹洞宗スカウト協議会が信仰奨励ゾーンに曹洞宗ブースを出展しました。ブースの設置期間は、7月29日から8月6日までで、内容は、来場したスカウトに英語での坐禅指導と坐禅の体験です。併せて英訳版坐禅のリーフレット、肩がけビニールバック、紙風船などを配布しました。この肩がけのビニールバックには、釜田隆文宗務総長揮毫で大きく「禅」の文字が印刷されてあり、ブースを訪れたスカウトには大変好評でした。来場者は期間中合計で約2520名ほどになりました。(日ごとの来場者数は別記) 

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開会式

次に期間中の主だった行事についてご報告します。

七月二十九日十九時から会場内アリーナで開催された開会式には、釜田隆文宗務総長が出席しました。村岡嗣政山口県知事の歓迎の挨拶に続き、和太鼓や三味線などによるオープニングパフォーマンスの後に、各国の国旗が入場しました。大会長である奥島孝康ボーイスカウト日本連盟理事長が開会宣言をし、スカウト全員で誓いを唱和しました。

8月1日は、日本仏教スカウト協議会主催で仏教スカウトレセプションが開かれ、その席上で、奥島孝康ボーイスカウト日本連盟理事長から加盟教宗派へ、ジャンボリーへの支援に対しての感謝状が贈呈され、曹洞宗は礒貝昌隆曹洞宗スカウト協議会理事長が受け取りました。

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焼香する中村教化部長

8月2日11時からは、会場内旧アリーナを会場に日本仏教スカウト協議会主催による世界仏教スカウトのつどいが開催され、多くのスカウトが集まり宗教儀礼が行われました。

石神明日本仏教スカウト協議会理事長が開会の挨拶をして、事務局担当宗派である真宗大谷派大谷暢裕鍵役を導師に加盟教宗派代表者列席のもと、真宗大谷派による法要が行われました。曹洞宗からは所管部長である中村見自教化部長が参列して焼香をしました。また、法要の後、代表スカウトによる仏教スカウト平和宣言もありました。

12日間に亘る今回の世界スカウトジャンボリーで、曹洞宗ブースに来たスカウトから、坐禅「ZEN」がさらに世界に向けて発信されることを希望します。

(布教課記) 

 

第23回世界スカウトジャンボリーに参加しての所感

曹洞宗スカウト協議会理事長 礒貝 昌隆

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奥島理事長から感謝状を受け取る礒貝理事長(左側)

私にとっては3度目の世界スカウトジャンボリーになりました。1971年静岡県朝霞高原、1975ノルウェーのオスロ市郊外のリレハンメルの世界スカウトジャンボリーには派遣隊指導者として参加しました。

今回の山口県きらら浜でのジャンボリーは、連日36度を越す猛暑でした。信仰奨励ゾーンに設置されたテントに、曹洞宗スカウト協議会ののぼり旗を立てました。連日、沢山のスカウトが曹洞宗ブースを訪れ、坐禅体験も大盛況でした。坐禅は「ZEN」として世界に拡がりを見せている事が実感できました。

曹洞宗スカウト協議会理事の方々、本庁を挙げてのご協力、ご支援に深く感謝申し上げます。合掌

 

ブース来場者内訳(日ごと)

7月30日 約140名
7月31日 約260名
8月1日      約500名
8月2日       約80名
8月3日       約362名
8月4日       約303名
8月5日       約363名
8月6日       約512名

合計            約2520名