韓国 曹溪宗が曹洞宗と合同の慰霊法要を行いました


韓国最大の仏教教団である曹溪宗が7月6日から9日の日程で訪日し、7日に大本山總持寺において「大韓仏教曹溪宗・曹洞宗 代表者懇談会」を、翌8日には宮城県仙台市において合同の「東日本大震災物故者慰霊法要」が行われました。
これは去る5月24日、曹溪宗社会部長 慧耕老師らが曹洞宗宗務庁を訪れ、東日本大震災において犠牲になった方がたのため、被災地にて追悼法要を執り行いたいとのご提案をいただき、それを受けるかたちで実現したものです。
7日10時30分に大本山總持寺に到着した曹溪宗一行を佐々木宗務総長、乙川監院老師ら山内の役寮、雲納が出迎え、大祖堂において、礼仏、焼香ののち、三松閣にて代表者懇談会が行われました。
懇談会には曹溪宗 総務院長 慈乘(ヂャスン)老師、曹洞宗管長 江川辰三 禅師、曹洞宗内局、本山役寮なども同席し、それぞれの代表からご挨拶があり、今後も友好的な交流を続けていくことが誓われました。
また、この中で、曹溪宗よりシャンティ国際ボランティア会に救援基金2000万円が寄託されております。
一行は仙台に移動し、8日には仙台市林香院にて合同の慰霊法要が執り行われました。
曹洞宗側からも、宗議会議員、宗務所長、管区教化センター、宮城県内の教区長、護持会長らが参列し、100名を超える大法要となりました。
はじめに曹洞宗の法要が、佐々木宗務総長を導師として行われ、読経中、曹溪宗の方がたからもご焼香をいただきました。
引き続き、曹溪宗の法要が行われました。慈乘総務院長から追慕の辞が述べられ、薦度齋(チョンドジェ)という亡くなった者の霊を極楽に送るために払う仏教儀式が、鼓や鈸を使い踊りをする韓国の伝統的な供養で行われました。
その後、曹溪宗の一行は被災寺院である仙台市昌林寺を訪れ、本堂で法要を行いました。檀信徒の皆さまは曹溪宗のお気持ちに心から感謝されておりました。
この度の合同法要を通じて、曹溪宗と曹洞宗との関係が深まり、両国の発展に寄与されることを願います。