総合研究センター第13回学術大会が開催されました


総合研究センター第13回学術大会が、10月24日~26日の日程で、曹洞宗檀信徒会館(東京グランドホテル)にて開催されました。
大会初日は午前9時30分より開会式が挙行されました。
池田魯參総合研究センター所長の導師で本尊上供を挙行後、「東日本大震災・台風水害物故者追善法要」を行い、参加者全員で祈りを捧げました。
続いて、10時より桜の間にて、「東日本大震災をうけて、いま私たちに何ができるのかを考えるシンポジウム」が行われました。
本年3月11日に発生した大震災は、未だ多くの人びとの暮らしに多大な影響を与えており、今後も中長期的な見通しを視野に入れた支援活動が必要とされています。
この震災においては各種ボランティア活動や葬儀・法要における弔いなどさまざまな活動が僧侶によってなされました。今回のシンポジウムでは、被災直後より支援活動を行ってきた現地の僧侶の方がたや様ざまな立場で支援活動に関わってこられた方がたをお招きし、活動の実態や課題をお話いただき、被災者支援における僧侶のありかたを考えるとともに、社会における僧侶の役割や意義について議論を深めました。
大会2日目と3日目は総合研究センターの各プロジェクトの報告と個人発表が行われました。
プロジェクト報告では、『正法眼蔵』『伝光録』など宗門の聖典の研究など、教義・教理に関わる研究のほか、現代社会における寺院や僧侶のありかたをあらためて問い直すプロジェクト、さらには会社員向けの坐禅会や自死遺族の方がたへの支援活動など社会の要請に応え得る実践的な布教教化を模索するプロジェクトなど総合研究センターが展開しているさまざまな活動についての報告が研究員より行われました。
個人発表は71名が発表され、曹洞宗学、禅思想、禅宗史など教理・教学に関わる発表の他、教化理論や実践報告など布教・教化についての発表も多く見られました。
学術大会は広く宗門内外の方がたの発表・聴講を歓迎しており、次年度以降もたくさんの方がたのご参加をお待ちしております。なお、この大会の内容は、後日、総合センター学術大会紀要としてまとめられる予定です。