中国、大洪山大慈恩寺が再建され、落慶法要が執り行われました


湖北省随州市にある大洪山大慈恩寺は、道元禅師のお師匠さまである天童如浄禅師の5代前のお祖師である芙蓉道楷禅師ゆかりの寺院です。

826年に開かれた大洪山は、芙蓉道楷禅師が住職に就くと、ここを拠点として曹洞宗が発展する礎が築かれ、南宋時代には中国曹洞宗の根本道場となり、曹洞の宗風が確立されていきました。

しかし、その後、歴史上の困難に遭い、この寺院は破壊されてしまいます。このようななか、2009年、現住職の印順大和尚が発願し、地方政府の強力な支援のもと大慈恩寺の再建が始まりました。

2011年5月には、金頂、大悲閣が完成し、今年10月27日に念願の仏像開眼法会が執り行わることとなりました。この日、中国国内から多数の参列者が訪れ、また、日本からも駒澤大学の石井修道先生らが随喜し、法要は盛会裏に挙行されました。

曹洞宗はこの法要に際し、「本日の法要を、我われ日本曹洞宗と中国曹洞門下にある方がたと喜びを共有し、心からお祝い申し上げます」と千葉省三教学部長から祝辞を贈らせていただきました。