3.11 東日本大震災物故者慰霊と被災地早期復興への祈り


曹洞宗では全国の宗門寺院に向けて、この震災でお亡くなりになられた方々へ哀悼の誠を捧げ、ご遺族をはじめ、深い悲しみの中にある全ての方の心に寄り添い、被災地の早期復興を祈る法要を修行するよう呼び掛けてまいりました。

震災から3年目を迎えたこの日、全国各地で法要が営まれました。特に、曹洞宗東日本大震災災害対策本部復興支援室分室(分室)が設置されて最初の正当日を迎えたこともあり、分室と全国曹洞宗青年会(全曹青)が協働して、東日本大震災復興支援の活動拠点に建立した「活動の碑」設置寺院等において、法要と行茶活動(傾聴ボランティア)を行いました。各県の会場は下記の4か寺となります。

・岩手県山田町 龍泉寺

・宮城県角田市 自照院

・宮城県亘理町 當行寺

・福島県伊達市 成林寺

 

 

各寺院では慰霊と復興祈願の法要が勤められ、地震発生時刻の午後2時46分には参加者全員で黙祷し、祈りを捧げました。法要では涙を流しながら焼香する参列者も多く、震災による悲しみの深さを改めて感じました。

法要前後で一緒にお茶を飲みながら話をする中で、被災地の現状や今抱えている思い等をお聴きしました。(後日、報告を掲載いたしますので、ぜひご覧ください。)

震災から3年が経過しましたが、私たちは、この3年を「単なる数字」として捉えてはいなかったでしょうか。震災で大切な人を失った人、住み慣れた我が家を失った人、仕事を失った人、地域の方々との温かい交流を失った人、放射能汚染被害により今でも避難生活をしている人…。様々な被害を被った人がいて、その苦しみは現在も続いています。一人ひとりにとって、1日を生きることはどれほど大変だったことでしょう。そうした日々を積み重ねて今日に至った3年という歳月。海に向かって手を合わせ一心に祈る姿や涙を流しながら焼香する姿に、月日の重さを改めて感じさせられました。

被災地に赴くと、復興が思うように進んでいないことを実感します。頑張ることに疲れてしまったと、遅々として進まない現状に、心が折れそうになっている人もいます。被災された方の境遇を我が身にひきあてて考え、その辛さ、苦しさを思うと胸が締めつけられます。

曹洞宗では、これからも復興支援活動を継続してまいります。これまで通り、皆さまの温かいご支援ご協力を、よろしくお願い申し上げます。

 

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