復興支援活動紹介(4)「男鹿なまはげ教室withふくしまKIDS」


7月28日~30日、秋田県曹洞宗青年会の主催により、福島県内の子どもたちを招いての保養プログラム「男鹿なまはげ教室withふくしまKIDS」が開催されました。

東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、福島県内の空間放射線量の高い地域の子どもたちは、今でも屋外活動が制限されています。放射線の積算被ばく量を少しでも少なくするため、外で遊ぶ機会が極端に減り、自然と触れ合う機会が少なくなっている現状があります。

そのような状況にある子どもたちに、自然の中で思いっきり体を動かし、のびのびと楽しい時間を過ごしてもらおうと、秋田県曹洞宗青年会は、昨年の「白神ぶなっこ教室・夏の学校withふくしまKIDS」に引き続き、「織姫太鼓」(川俣町)と「和雅美太鼓」(二本松市)の和太鼓チームの子どもたちを招待して、「男鹿なまはげ教室withふくしまKIDS」を開催しました。

満天の星空を眺めながらの天体観測。なまはげの由来や習俗を学ぶ学習。海遊びでは、地引網体験やポニーの乗馬体験をし、夏の秋田の風物詩である「ババヘラアイス」がふるまわれるなど、楽しいイベントが盛りだくさんでした。さらに、子どもたちが普段練習している太鼓を、一般の方に披露する企画もありました。大人顔負けの演奏に、聴衆からは大きな拍手がわき起こり、誇らしげな表情が印象的でした。「子どもたちに楽しい思い出を作ってもらうだけでなく、自己表現する場を提供したい」という青年会の想いによる企画でした。

感想文には「海水浴が楽しかった」「天体観測が良かった」「太鼓の発表が楽しかった」などとあり、子どもたちに素敵な夏休みの思い出をプレゼントできたことと思います。

中には「福島で出来ないことがたくさんできて楽しかった」というものもありました。生まれ育った地で、子どもたちが笑顔で走り回れる日が一日でも早く来ることを願ってやみません。


秋田県曹洞宗青年会のホームページにおいて、このプログラムの活動報告を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
http://www.sousei-akita.net/