北アメリカ国際布教総監部


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総監部がある両大本山北米別院禅宗寺

北アメリカの地に磯部峰仙師によって曹洞禅が伝えられたのは、1922年(大正11年)、約90年前に遡ります。当時は、仏教といえば異文化の中で暮らす日系移民の信仰の対象、心の支えでした。葬儀、法要などの仏事の他にも日本の伝統文化、娯楽の発信地として、また日系人同士の憩いの場としてなど、様ざまな場面に応じてその表情を変え、今日までその法灯を保ってきました。

現在では日系寺院だけにとどまらず、人種・習慣を超えて多くの人々の間にまで曹洞禅は拡がりをみせています。時の開教師(現・国際布教師)の方がた、宗門  関係者の先達による絶え間ない努力と布教教化の賜物により、現在の当総監部の管轄範囲には、日系寺院5ヶ寺と、200ヶ所以上の禅センターと呼ばれる外国人僧侶の手により運営される寺院、そして350名以上の宗侶が存在しています。それぞれ曹洞禅の教えのもとに日々の参禅修行・宗乗の研鑽はもちろんの事、それぞれの地域に根ざした社会奉仕も含め、ダイナミックな布教活動を展開しています。

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禅宗寺禅太鼓(禅宗寺の文化活動)

キリスト教徒が大多数を占め、移民がもたらした宗教が混在する中、仏教の信仰者数は全体の約1パーセントにしか過ぎません。その1パーセントの中の曹洞宗でありますが、長年に亘る地道な布教活動が功を奏し、着実にこのアメリカの地に根付いております。

また当総監部は、曹洞宗国際センターの協力をいただき、毎年、国際布教師の会議や法式等の研修会を開催してい

ます。広大なアメリカの各地に点在する寺院の僧侶達が一堂に会し、顔と顔とを合わせてお互いの問題点を語り合い、共に坐り、法式等を真剣に学び、以て自己の研鑽を深めることは、この地に根付いた曹洞禅が将来大きく育つ一助になると考えています。

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中央:秋葉玄吾国際布教総監 左:横山行啓総監部書記 右:櫛田俊道総監部職員

そして、更に多くの僧侶が海外に興味をもち、幅広い視野に立って布教活動を展開し、世界に一仏両祖のみ教えが益々広まるとともに、交流が深まることを願っております。

北米にお越しの際は、日系寺院及び禅センターにお立ち寄りいただければ幸甚に存じますので、是非総監部までお知らせ下さい。

 

 

 
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