人権・平和・環境

曹洞宗とは

人権・平和・環境

曹洞宗では、1992年より檀信徒の皆さまにお釈迦さまの正しい教えと曹洞宗の禅の教えがご理解いただけるよう「人権の確立、平和の維持、環境の保護」を3大スローガンに掲げ、取り組んでまいりました。

人間の尊さの自覚、一人ひとりの人権の尊重、思いやりの心を生かした平和な社会づくり、生きとし生けるのものの生存にかかわる環境への配慮、これらは私たち仏教徒の使命でもあり、一人ひとりが他人事ではなく自らの問題として受け止め、改善に向けて実践していく菩薩行です。

 

人権

私たち曹洞宗が、社会的差別の撤廃、人権の確立を目指して取り組みを進めることには、「お釈迦さまと両祖さまの人間平等の教えを継承する」という大切な意味があります。曹洞宗として取り組みを進めている主な人権問題についてご紹介します。詳しく見る

平和

曹洞宗は、いのちの尊さを自覚して、世界平和の実現と思いやりの心を生かした平和な社会づくりを目指しています。曹洞宗がこれまでに発信してきた声明文をご紹介します。詳しく見る

環境

「この世に存在するものは、すべて支え合い、助け合って生かされている」これは環境問題に取り組むときに忘れてはならない精神です。自然をまったく破壊することなく宗教活動を行うことはできませんが、環境負荷を低減する曹洞宗の取り組みをご紹介します。詳しく見る

 

曹洞宗×SDGs

曹洞宗では1992年以来「人権・平和・環境」のスローガンのもと、様々な取り組みがなされてきました。

これらは貧困や差別、環境や平和の問題を包括的に理解し、連携して取り組もうというSDGsの目標と理念を同じくするものです。

また「誰一人取り残さない社会の実現」は、信仰に生きる私たちにとって、生きる意味や信仰の実践に深くつながる重要なテーマであるといえます。

「誰一人取り残さない社会の実現」を「菩薩の誓願に生きる信仰実践」として、今までも、これからも、多くの人々と共に活動を進めていきます。