詩集「あったかい手」の紹介


東日本大震災による大津波により、宮城県石巻市では甚大な被害が発生しました。津波の被害を逃れるため、高台にあった洞源院には多くの方が駆け込みました。家族を亡くされた方、家を流された方、様々な方が身を寄せ合い助け合いながら、寺院での避難所生活が始まりました。

この本は、避難生活での辛い体験と向き合いながら、お互いが少しずつ笑顔を取り戻していく様子や交わした言葉を、洞源院の寺族小野﨑美紀さんが詩集としてまとめたものです。震災当初から避難所が解散となるまでの出来事が、優しく切なく綴られています。是非、ご覧ください。

ご希望の方は、石巻ひがし保育園「保育園建設支援サイト」からご購入いただけます。英語版や朗読CDもあり、定価はそれぞれ1,000円です。

 


中国天童寺住職・誠信法師が曹洞宗に表敬訪問


2013年10月7日、中国寧波、天童寺住職(第182世)の誠信法師ら寧波仏教訪日団8名が、曹洞宗宗務庁を表敬訪問されました。天童寺は中国禅宗五山の一つに列せられ、道元禅師が入宋した際に修行された禅寺です。1225年に道元禅師は当時の住職でした如浄禅師から法を嗣ぎ、日本に伝えました。

今回の訪問を受けた佐々木宗務総長は、遠路遥々訪日された労をねぎらい、「30年前に天童寺を訪れた際は、当時のご住職が書いた書を30名ほどの団参全員が戴き、いまだに大切にしている」と自らの思い出を語り、感謝の意を示しました。

また、誠信法師は「中国と日本曹洞宗の文化交流は、道元禅師が中国に渡航し、法脈を日本に伝えたところから始まる。道元禅師は、両国の交通が不便な当時、様ざまな困難を乗り越えて、中国の禅を日本に伝えた。非常に意義深く、尊敬すべきであり、国交交流に多大な貢献をした。今、私たちも手を携えて、先達の遺されたものを顕彰していこうと思っている。特に日本曹洞宗の文化は、歴代の宗侶の方がたの努力もあり、かなり発展していると感じる。何百年前から中日の仏教は頻繁に交流をしてきたので、これからも続けられ、中日両国の禅文化が、更に広がることを心から願う」とご挨拶を述べられました。

その後、東京グランドホテルで内局一同と精進料理の会食をとられましたが、終始、和やかな雰囲気に包まれていました。

なお、誠信法師を含む寧波仏教訪日団は、同日、東京グランドホテルにて開催される「禅文化洞上墨蹟研究会・国際(日中)禅文化交流協会共催記念大会」に参加され、大会中は「国際(日中)禅文化交流協会設立慶祝法要」の導師を務められ、記念講演では「天童寺と日本曹洞宗の悠久たる禅文化の交流史」という題でお話をいただきました。


法話の会【東京グランドホテル・平成25年10月10日】開催について


昨年、東京グランドホテルにおいて開催されました「法話の会」を今年も開催します。
今回の法話のテーマは、曹洞宗管長(永平寺福山諦法禅師)さまの平成25年度の『おことば』です。また、いす坐禅を行います。
法話者は、曹洞宗布教師養成所を受講している研修生です。

私たちが日々心がけるべき大切なおしえについて、ご一緒に学びたいと考えております。

しばしの間、法話といす坐禅でお過ごしいただきたく、お誘いあわせの上、ご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

「法話の会」内容

開催日時  平成25年10月10日(木)18:00開場・19:00開会
会  場  東京グランドホテル 4階「芙蓉の間」最寄駅は都営三田線「芝公園駅」A1出口徒歩3分
主  催  曹洞宗宗務庁教化部布教課
入 場 料  無料 (アンケートにご協力ください)
申し込み  直接、会場にお越しください。
問い合せ  曹洞宗宗務庁教化部布教課 ℡ 03-3454-5560