「第3回曹洞禅フォトコンテスト」の審査会が行われました


石橋睦美先生による審査の様子

7月20日、東京グランドホテル(曹洞宗檀信徒会館)において、写真家の石橋睦美(いしばし むつみ)先生を審査員にお迎えし、「第3回曹洞禅フォトコンテスト」の審査会が行われました。

応募テーマは、昨年と同様の「お寺での光景」と、伝統、文化、風習、自然など「ふるさとの情景」です。思いが込められた作品1360点が寄せられ、その中から入賞作品32点が選ばれました。

【石橋睦美先生より総評】

最優秀賞「荘厳」 組写真

「今回で3回目になる曹洞禅フォトコンテストですが、審査は第1回からと同様に、港区芝にある東京グランドホテル藤の間を会場に行いました。応募テーマは、「お寺での光景」と「ふるさとの情景」です。このテーマに添った作品が1,360点応募されました。これほど多くの応募作品を寄せていただきましたことに、まず御礼申し上げます。 

 審査過程ですが、例によって第一次審査を行いました。すべての作品をテーブルの上に乗せて拝見して荒寄りしてゆきます。カメラブレした作品やピントの悪い作品、プリントが適切ではない作品を外してゆきます。こうして第二次審査に残る作品を選別したのですが、第一次審査は昼食を済ませた午後までずれ込んでしまいました。理由は、優秀作品が多く、選別に手間取ったからです。最終審査ではだいぶ数を減らしたのですが、ここから最優秀賞作品を始め、入賞作品を選定するのが難題でした。曹洞禅フォトコンテストは、応募テーマがはっきりしているので、作者の表現意識が高尚です。ただ興味本位だけで写真撮影をしているのではなく、それぞれの思いを映像に反映させた作品が寄せられます。

ところで、今回は組写真が134点もありました。組写真というのは数枚の写真で作者が思い描くストーリーを訴えかけねばならず、かなりコンセプトを確かにしていなければ組むことはできません。裏を返せば、今回の応募者の意識は、作品づくりに確かな信念を抱いている方が多かったということに繋がるのだと思います。ただ残念な組写真が数点ありました。一枚写真での応募ならば必ず優秀作品に入ると思えるのに、組写真にしてしまったために焦点がぼやけ、落選した作品がかなりありました。

 3回目になるフォトコンテストですが、最優秀作品を筆頭に前2回にも増して質の高い作品を選びだすことができました。次回が楽しみです。是非、来年に向けて撮影意欲を高めていただくことを願っております。

 

入賞作品と選評はこちらをご覧ください

作品の展示は、10月3日に曹洞宗宗務庁主催の「禅をきく会」開催会場である「メルパルクホール」(東京都港区芝公園2-5-20)にて展示いたします。