曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~令和4年5月

2022.05.11

5月、端午の節句、5月晴れの大空の下、子どもの健やかな成長を願う〝こいのぼり〟が泳いでいます。

新型コロナウイルスが発生してから3年目、今年こそは全国の皆さんと顔を合わせ総会をしたいと計画しましたが、現在のコロナの感染状況に鑑みて本年も評議員さんが一同に集まることを断念し、書面表決とすることに決定いたしました。書類がまとまり次第、後日評議員さんへ発送いたします。

各宗務所婦人会代表の評議員さんが全国の方々と出会うことにより、よい友だちとなり、婦人会活動が活発になっていくことを念願しておりましたが、残念です。

『てらスクール』3月号に、「よい友を持つことは、とても大切なことだとお釈迦さまは語られました」と書いてあります。「よき友」とはどういう人を言うのでしょうか。お釈迦さまはその特徴を4つ示されました。
1、助けてくれる友
2、喜びも苦しみも分かち合える友
3、正しいことを教えてくれる友
4、思いやりのある友 
これら4つを私たちも備えられる人になりたいものですね。

去る3月11日、東日本大震災の被災地の1つ、宮城県三陸町にてお参り
小さな入り江の奥にあった本堂が津波の引き波により根こそぎ流された寺院に行く途中、風光明媚な入り江のあったところに人の高さの何倍もある防潮堤が築かれ、海がまったく見えなくなったのを見たときの驚きはたとえようもありませんでした。

ある方が言いました。街や道路、防潮堤などの復興はこの11年間で着々と進んでいるが、私たちの心の復興は自分がこの世から消えるまで決してなくならないだろうと。

近年はいろいろな災害が多発しております。被災された方々に寄り添った活動をしていきたいものです。

3月16日に福島県沖で発生した、震度6強の地震では、未だに被害の全貌は把握できていないようです。津波こそなかったものの2年前の同所の地震よりも、また東日本大震災のときよりも振動が大きかった所もあるようです。被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

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