台風14号・15号で被害に遭われました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

SDGsサマーイベントに参加
８月24日、宗務庁SDGs推進委員会のお誘いで〈SDGs for School ×曹洞禅サマーイベント〉に、オンライン参加が可能な本部役員と常任理事が参加し、勉強させていただきました。参加者を代表してボランティア委員長の三好るりさんより報告いたします。

初めてのオンライン参加に臨場感を満喫し実り多きイベントに感謝申し上げます。このイベントに参加した理由は、これまでたくさんの自然の恵みや地球の恩恵を受け、生かされてきた私自身が「地球に恩返しできることは何だろう」との疑問を解決したいと思ったからです。

始めにイベントを企画した学生の皆さんの自己紹介があり、趣味や体験を通してさまざまな問題を発見し、解決の糸口を見出すべく行動しているエネルギーが画面から充分伝わりました。それから、ユニークな授業と社会活動をされている山藤先生の基調講演となりました。この先30年後、膨張した人口が急速に減少し、経済社会のバランスが大きく狂ってしまうこと。さらに2100年には世界の気温が8・5度上昇し、動植物が育つ環境ではなくなること。それ程遠くない未来が目の前に広がりました。現状のゴミを撒き散らす生活を改め、ゴミを減らし資源を再利用していくリサイクルやリュース・リデュースをより一層実践していかなくてはと考えさせられました。

他にも（株）メイド・イン・アースの前田剛代表のオーガニックコットンの種は希少で、その育成から加工まで実に手間暇がかかるとのお話があり、ワークショップの布ナプキン作製となりました。事前に配布されたキットと取り扱い説明書で、すぐに作ることができました。キットの生地の手触りが快く、肌に触れたときの感触の良さを実感しました。

最後に、坐禅で心身を調えて終わりました。すっきりと全身で本日の学習を会得できたと思います。SDGs活動が日常に染み渡り、その先に私たちが暮らす地球に恩返しできるようにと切に願います。

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