曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~令和5年3月

2023.03.06

 

10年に一度という寒波の襲来で厳しい冬を体験しました。暦の上では立春を迎えましたが、早く暖かな日の訪れが待ち遠しい思いでございます。

今月は、皆さまに曹洞宗婦人会を簡単ですが紹介させていただきます。

1976(昭和51)年結成大会が開催され今年で48年を迎えます。婦人会は当時の田辺哲崖宗務総長の「これからの寺院を活性化させるためには、女性の参加が不可欠であり、寺族・檀信徒が一つになって宗門信仰に基づくさまざまな活動を展開し、寺院の興隆と地域社会のためにご尽力いただきたい。」とのお考えにより設立されたと聞き伝えられており、今日までその活動が拡がり続けてまいりました。これからもみ仏の教えをもとに寺族・檀信徒が協力し、時代や社会の変化に応じた活動をして行けたらと思います。

婦人会は女性を中心とした、寺族・檀信徒の全国組織です。こうした特色を生かし、多くの方と情報交換、交流ができる組織です。皆さまにはどうぞご理解いただきご参加いただきますようお願い申し上げます。

機関誌「きゃら」発行

婦人会の文化的活動の一つに機関誌「きゃら」の発行があります。「きゃら」とは、香木名から名づけられたと記録にあります。1977(昭和52)年、第1号が発行されました。

現在この機関誌の発行は年1回となっておりますが、今回で83号となりました。新型コロナ感染拡大の中で婦人会の活動は末だ以前のようにはできておりませんが、厳しい状況の中での1年間の活動をまとめました。

きゃら委員・本部婦人会きゃら担当者は、管区研修会・3年ぶりの中央研修会のようすなど、活動を皆さまに少しでも知っていただくため、編集に臨みました。新役員での初めての経験でしたがこれからのためにも良い勉強となりました。ご意見などございましたらぜひお聞かせください。

少しずつ動き出した活動をご覧いただき、婦人会のことをご理解くださり、機関誌で活動が紹介できるお仲間としてぜひ婦人会にご加入くださるようお待ち申し上げております。

事務局 東京都港区芝2-5-2
曹洞宗宗務庁内
TEL・FAX 03-3454-6454