曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~令和7年5月

2025.05.21

新年度を迎え気持ち新たに活動をはじめてから早1ヵ月が経ちました。5月27日~28日に評議員会・総会を開催しますが、寺院婦人会の活動報告を読むごとに会員の皆さま、またご指導ご協力いただきます方丈さまや関係の皆さま方に感謝いたしております。

今回は北海道第二宗務所管内の寺院婦人会の活動をご紹介いたします。

50周年を迎えて
昭和49年8月、庫裡落成と共に故三世良元若和尚さまの提唱と、初代武田せい会長の「婦人会を一緒にやりましょう」との声に400名以上の方々が賛同して発足した婦人会。良元和尚さまの突然の御遷化で悲しみに打ちひしがれたときもありましたが、寺族さま共々一致団結、時を重ね昨年50周年を迎えることができました。

高齢化や時代の流れの中、現在では115名と会員は減少していますが、それでも活発に活動をしています。

年間を通して、法要でのお斎やお弁当作り(コロナ以降は持ち帰り用)、お涅槃会での団子作り、年5回の大掃除をしています。また部活動として、詠道部・茶道部・華道部の活動があり、それぞれ月2回のお稽古をしています。また、会員の楽しみとして春秋の日帰りバス旅行、各種研修会への参加もあります。

私自身は平成17年に義母が亡くなり、婦人会とのご縁が始まりました。現住職の得度式に300枚もの座布団を手作りしたことや、大きな法要ごとにみんなで準備や手伝いをしたこと、10年ごとの記念式典は盛大に行われていたこと、楽しいことが大好きな方々で作った芸能部は、新年会や梅花大会、現住職の晋山結制で踊りを披露したことなどなど、先輩会員の皆さんは当時のことを本当に楽しそうに話してくれます。

私が主人を亡くしたときも皆さんから労りと前に進む元気を貰い、婦人会があったことを心から嬉しく思いました。

50周年の節目を迎え、今後も和気あいあいと楽しく活動していけるように、寺族さまと会員の皆さんでお寺と婦人会を盛り立てていきたいと思います。

興禅窟婦人会会長 高瀬幸子

 

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