曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~令和7年6月

2025.06.24

春爛漫の季節から新緑の季節を迎え、令和7年度の活動指針となる評議員会・総会も無事終了いたしました。そして50周年記念事業・記念大会に向け準備を進めております。この事業を進めるにあたり、やはり寺院婦人会の活動は大きな支えでございます。

今回は長野県第一宗務所管内の寺院婦人会の活動をご紹介いたします。

 

婦人会にご縁をいただいて

盛隆寺婦人会は昭和59年に発足し、41年になります。現在は高齢化の中ではありますが若い世代も増え120名程度の会員で活動しております。当婦人会の一年間の活動は、3月15日の月遅れの涅槃会法要と総会から始まります。総会後、講師の方をお迎えし講演やコンサートを開催しております。7月末には清掃奉仕をし、施食会を迎える準備をします。その際に水子子育て地蔵の供養も行われます。これは当山婦人会設立五周年を記念して、平成元年に建立されたもので会員一同大切にお守りしております。

そして8月の施食会には会員さんが持ち寄った野菜・花・日用雑貨等のバザーを開催します。売上金は社会福祉協議会へ、昨年度は曹洞宗婦人会の「きゃら基金」を通じて能登半島の被災地へ寄付いたしました。

12月の成道会では、法要と写経、写仏を行っております。会員さん以外にも多くの方に参加していただいております。コロナウイルスの大変な時期を乗り越え、今では会員さんと昼食を囲み和気藹々と過ごしております。

私事ですが、60歳で定年退職し、同時に母の介護が始まりました。そのときに当時の会長さんに声をかけていただき、主人の後押しもあり婦人会とのご縁が始まりました。何も知らずに飛び込んだ私ですが、お寺さまはじめ周りの皆さまに助けられお陰さまで今日にいたっております。私にとって婦人会とは癒しの場、心の拠り所です。どうか気軽に入会していただきたいと願っております。

最後になりましたが、これからもご住職、寺族の皆さまのご指導・ご協力をいただきながら会員一同楽しく活動できますよう頑張っていきたいと思っております。

合掌

盛隆寺婦人会会長 森山富子

 

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