曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~平成29年5月

2017.05.09

東日本大震災より6
あの未曾有の災害より6年が経ちました。今年の3月11日は、朝から各テレビ局で関係する番組が報道されておりました。改めて、あの日を思い起こしておりました。そして再び震災の光景を見て、6年経ったとは思えぬ程、まだ記憶に新しい感じがいたしました。被災された皆さまに取りましてはなおさらのことと思います。以前うかがいました南三陸町「さんさん商店街」が、盛り土された場所に新たに開店した様子を見て一筋の光のように思われ、ほっといたしましたが、周囲が盛り土された一方、被災当時の姿でたたずむ「防災庁舎」を見ると、その対比にとても複雑な思いがいたしました。そしてこの2つの姿が、今の被災地の現状に感じられました。
復興は未だ道半ばと思われます。婦人会は、被災地の皆さまの笑顔が早く戻りますように小さな力ですが、これからも協力させていただきたいと思っております。1日も早い復興を、ただひたすら願っております。


皆さまの参加、入会を願って!
3月29日、釜田宗務総長、山本教化部長、小林教化部企画研修課課長と婦人会本部役員との話し合いの会を設けていただきました。内容は、登録寺院・会員減少の件です。この傾向が著しくなっている今、会員である私たちが考えていかなければならないことはもとよりですが、婦人会設立には、各ご寺院・寺族の皆さまのご理解ご協力なくしては、実現できないと考え、今回この会を計画いたしました。婦人会については「役員になる方がいない」、「色々な会があり婦人会までは」等、様々な声をお聞きしております。また、まだ婦人会の活動が知られていないのではと思われるので、今少し、角度を変えた方向に声を発信してはどうかというご意見もいただきました。皆さまのお力添えをお願いし、これよりさらに設立のお願いに力を入れてまいりたいと思います。そのために入会案内の冊子を再編し、活用していきたいと考えております。皆さまにも是非この冊子を活用していただき、1ヵ寺でも多くのご理解をいただきたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

平成29年5月

事務局 東京都港区芝2―5―2

曹洞宗宗務庁内 

TEL・FAX  03―3454―6454

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