カンボジア事務所開設30周年オンラインイベント 「カンボジアと共に歩んだ30年、今求められる教育支援とは」開催案内

2021.10.22

2021年、シャンティ国際ボランティア会カンボジア事務所は開設から30年を迎えました。シャンティは、1980年代のカンボジア難民キャンプでの教育支援以降、1991年に首都プノンペンに事務所を開設し、カンボジアが内戦後の復興に向けた歩みを進める中、荒廃した教育の復興を支援し、図書館活動や学校建設活動、教員の育成活動、幼児教育の質の改善などを実施してきました。

この30年で、カンボジアは大きく変化しています。2016年には中所得国入りを果たし、2019年までの10年間の経済成長率は年6~8%を維持してきましたが、200万人以上(人口の13%以上)が今も深刻な貧困下に置かれています。

様々な開発パートナーの支援により、教育環境は大きく改善しましたが、初等教育における学習達成度の低さ、都市と農村の教育格差、成人世代の教育機会喪失など、多様化した課題が顕在しています。また、2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大により全教育機関が長期間閉鎖され、子どもたちの学習損失が深刻な問題となっています。

本イベントでは、事務所開設当時の様子や、カンボジアの教育がどのような発展を遂げてきたのかをお伝えするとともに、カンボジアの現状と、今後必要とされる教育支援とは何かについて考えたいと思います。

 

日時:令和3年11月13日(土)14:30~16:30(受付開始14:00)

 

プログラム:

  第1部「カンボジア事務所30年の歩み」
          登壇者 手束耕治氏(シャンティ・専門アドバイザー)
         鈴木晶子(シャンティ・広報・リレーションズ課課長)

  第2部 パネルディスカッション「カンボジアの今とこれからの教育支援」
     登壇者 徳川詩織氏(JICAカンボジア事務所 社会開発班長)
         チュア・パル氏(カンボジア開発人材研究所研究員)
         加瀬貴(シャンティ・カンボジア事務所所長)
         山本英里(シャンティ・事務局長)

参加費:無料 ※寄付チケットによるご寄付も歓迎しております。

定員:500人(先着順)

申込締切:11月10日(水)23:55

配信方法:Zoom
     ※申込者には、イベント前日までにメールで
      ZoomウェビナーのURLとID・パスワードをお送りします。

お申し込み:専用の申し込みフォームよりお申し込みください

イベントページ:https://sva.or.jp/wp/?p=42142