SDGs for School×曹洞禅 -The Sixth Year-②

2026年4月、今年も東京・代々木公園で開催された「アースデイ東京2026」に出展しました。

〇Nackey
・高校1年生
集まれば地球を変えられる-Eartyday Tokyo 2026に出展して-
毎年4月22日を「地球の日」とし、世界各地で行われる環境イベント・アースデイ。私たちは、日本で開催されるアースデイイベントの中でも最大級の「EathdayTokyo2026」(4/18・19@代々木公園)に出展しました。その会場を訪れたとき、私はまず規模の大きさに圧倒されました。これほど多くの人が、「地球の日」という一つのテーマのもとに集まっているという事実は、想像以上に強い印象を私に残しました。しかし、さらに心を動かされたのは、この光景が東京だけのものではないという点でした。世界各地で、同じ問題意識をもった人々が「地球のために」考え、行動している。その広がりを意識した瞬間、自分は確かに「世界の一部」に立っているのだと実感したのです。
『SDGs for School×曹洞禅』のブースでは、自作のガチャガチャを回すことで、SDGsや地球環境に関するクイズに挑戦できる企画を考案・実施しました。企画段階では、「中高生の私たちが発信して、果たしてどれほどの意味があるのだろうか」という迷いや不安がつきまとっていました。まぜなら解決したい地球上の課題は、あまりにも大きく、その中では、自分たちの存在や行動があまりにも小さく思えたからです。
当日も決して順調だったわけではありません。最初は足を止めてくれる人が少なく、声をかけても関心を示してもらえない時間が続きました。努力が結果につながらないように感じるその時間は、正直に言えば、心が折れそうになる瞬間でもありました。それでも諦めずに声をかけ続けていると、徐々に企画に参加してくれる人が現れ始めました。
「SDGs」「世界がもし100人の村だったら」のクイズに挑戦した来場者から、「初めて知った」「こんなに私たちは恵まれているんだね」という言葉をかけてもらったとき、じわりと達成感が湧いてくることに気が付きました。それは、称賛されたからでも、成果を出せたからでもなく、私たちの行動が、誰かの視点や意識を変えられたのだと実感できたからです。特別な立場でも、大人でもない、いわば普通の中高生である私たちにも、誰かの考え方に変化をもたらすことができる。その事実は、これまで私が無意識のうちに抱いていた「自分一人の力では世界は変えられない」という考えを覆してくれました。
アースデイ東京への出展から、一人一人の行動が集まることの意味を、私は改めて実感しました。地球環境を守るという大きな課題も、最初は個人の小さな選択や行動の積み重ねにほかならないと思います。ポイ捨てをしない、ゴミを分別する、エコバッグを持ち歩く。その一つ一つは取るに足らないことに見えるかもしれません。しかし、それらが無数に重なったとき、確かに社会は動き出すのではないでしょうか。アースデイで得た気づきを、私はこれからも自分の行動に反映させていきたいです。そして、小さな行動が決して無駄ではないことを伝えるこのコラムが、誰かの一歩につながることを願っています。

〇ののは
・高校3年生
私も今回、アースデイに参加させていただきました。ここ数年毎年訪れているはずなのに、会場に着くと「どんな出展があるんだろう」「このブースは何をしているんだろう」と、毎回ワクワクしてしまいます。私は今年で出展4年目でしたが、例年とは異なり、「ユースエリア」という約50の学校・学生団体が集まるエリアの一員としての出展でした。
右も左も目の前も同世代の団体が、それぞれ異なるアプローチで「地球環境問題」に向き合い、行動している姿を目にしました。そんな中での出展を経験した私の中に生まれた感情があります。それは、「未来への期待」です。正直に言うと、約50もの学生・学校団体ブースがあると知ったとき、自分たちのブースには人が来てくれないのではないか、学校団体の方が人数も多く有利なのではないか、といった不安があり、どこか例年よりも他のブースを意識しすぎてしまっていました。
しかし、会場に入った瞬間、その気持ちは一気に消えました。解決しようとしている問題も、そのアプローチも、出展の仕方も、一つとして同じものはなく、それぞれが自分たちなりの方法で真剣に向き合っていました。その姿に、同世代でありながら強く心を動かされましたし、「こんな方法があったのか」と新たな発見もたくさんありました。今回の経験を通して、「地球環境問題」に対して、さまざまな分野からアクションを起こしている同世代が確かに存在していることを実感しました。そんな仲間たちと、同じ地球市民としてこれからの未来を生きていけることに、大きな心強さと希望を感じています。
もし今、読者の皆さんが何かにアクションを起こしている中で、「これって自分だけなんじゃないか」とか、「仲間っているのかな」と不安に感じることがあったとしても、同じ地球のことを考えて、それぞれの場所で動いている人たちは確かに存在しているってことを想像してみてください。そう思うと、少し心強く感じられるのではないでしょうか。同じ未来を見つめながら、それぞれのやり方で行動している。その姿は、なんだかすごくかっこいいと私は思います。

〇あおい
・高校3年生
みなさんはEarth Dayを知っていますか?
その名の通り地球の日、つまり、地球環境について考え、行動するきっかけを与えてくれる特別な日のことを指します。毎年4月22日に世界各地で開催され、人々は気候変動や環境破壊といった問題に目を向けてみんなで考えてよう、地球に良いことをしよう、という日です。
大量消費や利便性を追い求めてきた現代社会は、豊かさと引き換えに自然への負荷を増大させてきました。そしてその影響は気温上昇や異常気象といった形で私たちの生活にも確実に現れてきています。Earth Dayは、そうした現実を「遠い問題」ではなく「自分ごと」として捉え直す機会です。
小さな行動でも、積み重なれば大きな変化につながります。例えば、節電やマイバッグの使用、食品ロスの削減など、日常の中でできる工夫は数多く存在しています。この日をきっかけに、地球と共に生きる責任について考え続ける姿勢こそが、未来への第一歩となります。
そしてその中で、私たち『SDGs for School×曹洞禅』は仏教の理念とSDGsを結びつけて私たちの住む地球について考えるブースを出しました。ガチャガチャを回してもらい、出てきた質問に答えていただくことで地球の現状を知ってもらうという目的を持ち、回答いただけた方には缶バッチを配布しました。




