「ヨーロッパ紹介動画」公開について

2019.05.09

『ZENのあるくらし-ヨーロッパの曹洞禅-』を公開いたしました。
ヨーロッパの禅を特徴づけるものは、日常生活の中に溶け込んだ坐禅です。朝、出勤前に禅センターに行き、坐禅をし、朝のお勤めをし、お粥をいただいて仕事に出かける。このような光景がヨーロッパのあちこちの都市で見られ、実に自然に日常生活の中に坐禅の時間が置かれています。インタビューからは、坐禅の心と日常生活の間に分け隔てがなく、日常生活の中で禅を行じる人々の様子が見て取れます。

「ZEN」という単語は「静かな」「落ち着いた」といった意味の言葉としてヨーロッパ諸言語に定着しつつあります。これは曹洞宗の只管打坐・即心是仏の坐禅が世界に展開するとともに、人々の日常生活の中にまで「ZEN」という概念が定着したがゆえの現象といえましょう。

こちらからご視聴ください⇒曹洞宗の国際布教について