沖縄平和祈念堂にて、献花式・奉詠が行われました

2025.05.23

今年で終戦80年を迎えるあたり、戦没者への追悼の祈りを捧げるため、去る5月14日、 沖縄平和祈念堂において、曹洞宗宗務庁 服部秀世宗務総長を導師として、献花、奉詠が行われました。深川典雄教学部長、髙橋英寛伝道部長、伊藤弘隆出版部長、北野良昭師範、柴田弘一師範、安田光彰師範、久峩章稔師範及び西村承品師範が両班に入り、梅花流特派師範34名が随喜し、詠讃歌を奉詠されました。

式の冒頭、沖縄平和祈念堂 座安毅ざやすつよし所長より、祈念堂が建立された経緯と、平和への願いが語られました。服部宗務総長は、世界平和を祈念し、沖縄平和祈念堂に対して寄付金をお渡しされました。

梅花流の「お誓い」は、永井真壽師・高橋恵一師、石田清大師が挙唱司を務められました。
詠讃師を清水昌俊師・大熊真龍師・村松良周師・栗山周桂師が務められ、「三宝御和讃」が奉詠される中、服部宗務総長が入堂し、「静坐」が行われました。その間、清水道広師による「坐禅御詠歌(浄心)」が独詠されました。

大きな「沖縄平和祈念像」の御前にて、服部宗務総長が、戦没者への追悼の祈りと平和の誓いの言葉が捧げられ、献花されました。その間、山田太壱師により「花供養御詠歌(供華)」が独詠されました。
さらに古市太郎師、皆川泰之師が詠讃師を務め「追善供養御和讃」を奉詠し、供養の誠を捧げました。

翌日15日に沖縄アリーナを会場に 、令和7年度梅花流全国奉詠大会が開催されましたが、その前日、沖縄平和記念堂において、詠讃歌を奉詠し、戦没者への追悼の祈りが厳かに行われ、戦没者の亡き御霊に祈りを捧げました。私たちは、戦争のない世界の実現に向けて、平和への誓いを新たにいたしました。