青山俊董老師が「第60回仏教伝道文化賞」を受賞されました

10月15日、仏教伝道センタービル(港区芝)において、公益財団法人仏教伝道協会主催による「第60回仏教伝道文化賞」表彰式が開催されました。
「仏教伝道文化賞」は同協会が仏教精神、仏教文化ならびに仏教学術の興隆に貢献された方を讃えようと、1967年より毎年実施しています。2012年には「仏教伝道文化賞 沼田奨励賞」が新設され、今後の仏教伝道を通じた文化活動の振興が、大いに期待できる方または団体に贈呈されています。
国内外の各仏教宗派、大学等の教育・研究機関、仏教団体などから推薦のあった30件の中から、厳正な討議の結果、全員一致で本賞に青山俊董老師、沼田奨励賞に認定NPO法人おてらおやつクラブが選出され、それぞれ賞が贈られました。

青山老師は、幼少期より長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門。愛知専門尼僧堂に入り修行の後、駒澤大学仏教学部、同大学院、曹洞宗教化研修所を経て、昭和39年より愛知専門尼僧堂に勤務し、同51年に堂長に就任されました。以来、93歳を迎えられた今なお、僧堂で修行僧を見守り、仏道の要諦を懇切に示されております。平成21年には曹洞宗の僧階「大教師」に尼僧として初めて就任され、令和4年には大本山總持寺の西堂に就任。さらに大本山永平寺からも招請され、両大本山で講義を行っています。

青山老師は受賞者挨拶で「お釈迦様が仏教を開かれてから2500年の間、命を懸けて人から人へと、住持三宝をお伝えくださる人がいなければ、私どももこの素晴らしい仏法に出合うことはできなかった」と述べられ、ご自身の句「かしこみて 伝えまつらん 後の世に 君が掲げし 法のともしび」を詠まれました。続けて、「私も命いただいている限り、ひたすらこの誓願のもとに生きてまいりたいと思っております。当たり前のことをしているだけですが、このような賞をいただきましたこと、誠に恐縮至極なことでございます。誠にありがとうございます」と謝辞を述べられました。
その後、曹洞宗を代表して服部秀世宗務総長からの祝辞を深川典雄教学部長が代読。「この度のご受賞は、ご老師が生涯を通じて実践されてきた仏法弘通の尊き浄行と、そのご教化に対する社会からの深い敬意そのものと存じます」と、広く衆庶を導いてこられたご功績に対し、敬意を表されました。




