カレン族の難民キャンプで50周年イベントを開設

３月５日、ＳＶＡミャンマー（ビルマ）難民キャンプ事務所が活動を行うメラ難民キャンプで、カレン族の難民キャンプが50周年を迎えたことを記念したイベントが開催された。カレン族の難民がミャンマーの戦火を逃れてタイに渡り、長年にわたって強固なコミュニティを築いてきた。現在では、キャンプ内に学校、診療所、警備システムなどが整備され、ＳＶＡなどの団体から支援を受けて、自分たちで運営できるまで成長している。

イベントでは、ＳＶＡへの感謝状の贈呈式や記念碑の除幕式、皆で伝統の民族衣装で歌を歌う時間もあり、これまでの道のりを振り返りながら、多くの方々への感謝を示す機会となったようだ。ＳＶＡでは、引き続き難民の方々の明るい未来へ向けて支援に取り組んでいく。としまる多文化フェスティバルを開催　３月９日、東京都豊島区でＳＶＡが取り組む外国人支援事業「としまる」の企画で「としまる多文化フェスティバル」を開催した。毎月、食料配布・相談会を行う中で、来場する外国人それぞれの得意なことを発揮する場を用意したいとの思いから、実現した。

「せかいのたべもの」「せかいのファッション」「せかいのえほん」の３つのコーナーを用意。さまざまな国の文化や風習を知りながら、楽しむことができるよう工夫を凝らした。また、会場を無償提供いただいた豊島区の高齢者施設「山吹の里」の利用者さんにも「せかいのたべもの」を振る舞い、ひとときの交流を楽しんでいただいた。

ミャンマー大地震支援

３月28日にミャンマー中部でマグニチュード７・７の大地震が発生し、甚大な被害をもたらした。ＳＶＡミャンマー事務所では、発災直後より被災情報の収集を始め、１週間後には469世帯へ食料や飲料の配布支援を行った。被災地での支援が進む一方で、国軍による戦闘は続いており、苦難に耐えている方々に寄り添いながら支援を続けていく。

■募金受付中
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シャンティ国際ボランティア会
〒160-0015　東京都新宿区大京町31　慈母会館２·３階