【シャンティ国際ボランティア会(SVA)ニュース】
シャンティの日記念イベント開催
12月5日、シャンティの日記念イベントとして「緊迫するタイ・ミャンマー国境のいま~ミャンマー(ビルマ)難民キャンプでの25年~」をオンラインで開催した。
第1部では、SVA副会長の秦辰也よりタイの歴史や民族構成、難民と移民労働者と無国籍者の受け入れの歴史と政策の変遷を紹介した。タイは長年にわたり移住者によって形成されてきた歴史があり、現在でも70以上の民族が生活している。1940年代後半より難民問題が取り上げられ、1980年代よりミャンマーから逃れてきた難民が居住し、難民キャンプが設置されて現在に至っている。
秦副会長は「難民キャンプで暮らす人々は行き場を失っている。特に人口の半数を占める子どもたちの教育アクセスには、地域や学校によって差があり改善が必要だ」と課題を語り、さらにNGOなどの人道保護の必要性についても触れた。
第2部では、ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所副所長のセイラーより、難民キャンプの現状、SVAのこれまでの活動について紹介した。難民キャンプの医療、住宅、教育など生活の多くは支援団体に支えられており、経済活動はタイ政府に制限されている。SVAは二五年にわたり難民キャンプで図書館活動に取り組んでおり、「命・希望・癒し、そして学ぶ意欲を持った人々への機会」を生み出す場所として機能している。
セイラー副所長は「難民キャンプで暮らす人々が自由を手にし、より良い未来を歩み、若者たちが学び続ける機会が与えられることが私の願い。小さな手が集まれば、大きな変化を生み出せると信じている」と希望を語った。
タイ・カンボジア避難民支援
12月8日、タイとカンボジアの国境地帯で大規模な軍事衝突が発生し、多くの人々が影響を受け避難生活を送っている。
SVAカンボジア事務所では同15日より、米、就寝用マット、蚊帳、ビニールシート、石鹸、洗剤、女性用衛生用品などの支援物資の配布を行い、家族単位での聞き取り調査を実施した。生活物資の不足以外にも自分のことを助けてくれる人がいないと訴える声も聞かれ、避難所での生活で疲労や不安が溜まっている様子が見受けられた。
同27日には両国の停戦合意が発表されたものの、避難生活を続けている方もたくさんおり、子どもたちの教育支援活動の必要性も高く、SVAは聞き取り調査をもとにニーズに沿った支援に取り組んだ。

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