【シャンティ国際ボランティア会(SVA)ニュース】
パキスタン洪水の被災者へ緊急支援
2025年6月にアフガニスタンとパキスタンで大雨が発生し、多くの人々に甚大な被害をもたらした。特にパキスタンでは、隣国インドのダムによる大規模な洪水が起こり、2,000人近い死傷者と、690万人以上が被害を受けた。
SVAは、被害の大きかったハイバル・パフトゥンハー州ブナール郡で世帯に、お米などの食料、鍋や石鹸などの生活用品、女性のための衛生用品の配布支援を行った。さらに、女性には困ったときの相談先や、自分の身を守るための情報を書いたリーフレットも配布した。支援を受けた方からは安堵の声が寄せられた。
SVAの支援は2026年3月で終了したが、今後もさまざまな状況に対応すべく平時での準備を進めていく。
カンボジアでテクノロジーを活用した教育支援を開始
5月よりカンボジア教育・青年・スポーツ省と連携して、幼児教育のアクセスと質の改善を目指す「テクノロジーを活用した幼児期のスキル育成プロジェクト」を開始した。この事業は、日本社会開発基金(日本政府と世界銀行が連携して運営)からの支援を受けて、カンボジア北西部三州で60の幼稚園を対象に、約4年間の実施を計画している。
これまでの「遊びを通した学び」に加えて、2つの取り組みを行う。1つ目がデジタル教材や指導案作成支援ツールなどの開発、オンライン学習コンテンツの整備を通して教員の能力を開発するプログラムで、2つ目が多くの子どもが継続的に就園できる環境づくりを目指す給食プログラムである。
子どもたちの健やかな成長とカンボジア全土の幼児教育がさらに発展することを期待している。
S V A 事務局長がJ PF 共同代表理事に就任
5月25日、SVA事務局長の山本英里が特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)の共同代表理事に就任した。JPFは、NGO・経済界・政府の三者の協力で設立され、国内外の自然災害による被災者、紛争による難民・国内避難民に対し、迅速かつ効果的に支援を行う団体である。これまでに、6,000社以上の企業・団体、のべ10万人以上の個人からの寄付、ODA資金によって、65以上の国や地域で支援事業を展開してきた。 就任にあたり山本事務局長は「より幅広いネットワークと多様なアクターとの連携を深め、支援を継続していくことが重要。日本からの支援を通じて、他国との絆を築いていきたい」と意気込みを語った。
シャンティ国際ボランティア会
〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2·3階



