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梅花流詠讃歌【諸行無常のひびき】バックナンバー

2023.05.02

梅花流詠讃歌【諸行無常のひびき】⑤

をさなごに戻るなら母になりませう 日溜りに君のシャツを揃へる                             石川 京子 満開の桜見上ぐる 告げられし余命の季ときがいま過ぎてゆく                 ...

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2023.04.03

梅花流詠讃歌【諸行無常のひびき】④

生きているから病気する生きているから老いてゆく生きているから死んでゆくあびらうんけんそわか 一見つぶやきのようなこの詩は、歌人の小池光さんが作ったものです。「あびらうんけんそわか」を漢字で書くと「阿毘羅吽欠娑婆呵」と表記...

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2023.03.02

梅花流詠讃歌【諸行無常のひびき】③

常つねならぬ儚はかなき栄華えいが振ふり捨すてて 亡なき父母ちちははをとぶらわん 菩提ぼだいの心こころ奮ふるいたち   雪ゆきの比叡ひえいに上のぼらるる 「高祖承陽大師こうそじょうようだいし道元禅師どうげんぜんじ修行御和讃...

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2023.02.01

梅花流詠讃歌【諸行無常のひびき】②

「お前も死ぬぞ」  この言葉は、岐阜県郡上市のお寺の掲示板に掲げられたもので、「お寺の掲示板2018」の大賞を受賞しました。そこのご住職は「人生の真実のあり方を端的に教えるのが仏教。死を人ごとに思いがちだが、死は誰にも平...

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2023.01.01

梅花流詠讃歌【諸行無常のひびき】①

人の此この世の儚はかなさは 冥路よみじに急ぐ露の身の 暫しばし仮寝かりねの旅枕たびまくら あわれ常なき世なりけり  これは、「無常御和讃」の一番の歌詞です。 私たち人間の命は限られています。90歳、100歳、あるいはそれ...

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